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デジカメでモノクロを撮る必然性 その1

2013年06月23日 22:52

モノクロ写真を撮る、正確にはデジタルカメラのモノクロモードで撮影するときに、”カッコイイんだけど、なんか気取っているようでちょっと恥ずかしくはないかな?”と思う事があった。まあ、無条件にカッコイイからいいっちゃいいんだけど・・。NEX-6を購入後、いろいろカメラの機能を試すことの一環として、モノクロ映えする被写体を探したりする面白さにかまけてその気持ちを封印していた。(というよりは都合よく忘れてたといった方が正確かな・・)

そんなちょっとしたハズカシさがどこから来ているのかを、とってもぴったりと言い当ててくれているBlog記事に出会った。

モノクロを撮らないわけ
写真家 内村コースケさんのBlogより引用

街頭スナップをフィルムで撮っていた頃は、モノクロが中心だった。デジタルになった今はほぼ100%カラーである。もちろん、デジタルでもモノクロは撮れるが、どうもその気になれない。(中略)

いつでもカラーで撮れるデジタルカメラでわざわざモノクロ、というのはキザじゃないか?単純に照れる。かっこ良すぎるのは嫌いだ。でも、裏返せば「モノクロ機能があるのにどうして使わない?」という話でもあるなあ。

そもそも、必然性がない表現手法は見た目がカッコいいほど恥ずかしい。確かに、デジタルのモノクロはフィルムよりもずっと簡単にカッコイイ感じになる。インスタグラムなどの自動フィルター機能もしかり、デザイナー系のカメラマンがよくやるハイキーで周辺落ちがあるような絵作りもしかり。「かっこいいからいいじゃないか」。正論だ。むしろ必然性とかウダウダ言わないからかっこいい。ただ、それはファッションだ。ファッション感覚は好きではない。本質の対極がファッションだから、性格的に合わない。

フィルムの頃は、表現上の必然よりも「モノクロは自分で現像・プリントができる」という、技術的な必然が大きかったかもしれない。撮ったままに+αを加えることは、今も昔も自分の写真表現の必然だ。デジタル写真は、MacとPhotoshopがあれば、カラーでも暗室作業と同等のことができる(個人でカラー暗室設備と薬品を揃えることは難しかった)。そうなった時に、どっちを選ぶか。僕はカラーを選んだ。「そこに色があるのになぜ撮らない?」。そんなところかもしれない。




>>
必然性がない表現手法は見た目がカッコいいほど恥ずかしい
>>


そう、必然性なんだ。その手法を使う意義はあるのかどうか。
ただ単純に機能として選べるからそうしている、じゃない何かが欲しい。薄々感じてはいたことだけれど、写真に限らず何か表現を追求する上で何かとても大きなヒントをもらった感じがした。

最近好んで使っているミニチュアエフェクトもそう。
ティルトシフトレンズを使わない時点で、それはデジタルカメラのモノクロモードと同じくそこには”必然性”がない。今はその機能が楽しくて、気に入っているだけであって自分だけの表現まで昇華できていないと感じている。まあ、一方で、まだそれはその機能をあえて積極的に使ってそれに合う被写体を探すために実験している段階だという自覚もあるけれども。


閑話休題


この記事に出会ってしばらくしてから、デジカメのモノクロモードに何か必然性を持たせることはできないものかな?と、考え始めるようになった。

何か、とても納得感のある記事だったけれども、それはそれとして、逆にそこに必然性を見いだす術を探索してやろうという気持ちになってきた。デジタルだからこそできるモノクロ表現。なにか課題を与えられたみたいで、そういう一見塞がった場所から抜け道を探すような行為は嫌いじゃない。機材の進歩とともに発展してきた表現が必然性を失ったままなわけはないのかな、と。

で、思いついた案が2つ。

その一つが、建築物の構造体を撮ることだ。

構造物には大抵、色々なものが付属している。構造物=建物は、建物としてだけそこに存在するわけじゃない。そこには行き交う人がいるし、飾りつけられたポスターや看板、オブジェなんかもある。

それを、構造そのものを浮き立たせる方法として、”モノクロ”がいいんじゃないかと。

DSC04589.jpg





DSC04597.jpg





DSC04599_20130623225157.jpg



”モノクロを使う必然性”、思いついた2つに限らず可能性を広げられるものはまだあるハズ。モノクロの案2は追って書きます。モノクロに限らず、ミニチュアエフェクトもね。ミニチュアも思いついたので機会を改めて。

”写真表現と必然性”、興味深い考え方に出会えて感謝です。

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